レースのラップは以下のとおり。
12.6 - 11.8 - 13.0 - 12.8 - 12.3 - 12.7 - 12.9 - 12.5 - 12.0 - 11.5 - 11.8 - 12.0
レースタイム2:27:3で1000m通過が62.5・上がり600mが35.3。
前後半のラップ比較が75.2-72.7で超スローペース。
あの後ろが差せない馬場でこの超スローペースでは、後ろにいた馬は届かないですよね。
アドマイヤメインが平均ペース型逃げ馬なので、このラップには驚きました。
馬場が悪くて速いペースで逃げたくなかったのか、
柴田善先生が強気にいけなくて無難に乗りにいったのかは分かりませんが・・・
その番手にいた馬達もこぞって折り合いに執着。
リシャールやヴィクトリーランが掛かりながらメインの横までは行きましたが、
他には誰も競りかけませんでした。
これでは前に残って下さいと言っているようなものです(笑)
スタミナ豊富なトーホウアランやアペリティフなんかは前走みたいに、
途中から先頭に立っちゃうような競馬をしてみても面白かったかもしれないですね。
結局、ペースを作った柴田善先生のアドマイヤメインが逃げ残るところを、
直線入り口で3〜4番手にいたメイショウサムソンが交わしたところがゴール。
あのペースで仕掛けを遅らせていた馬達はまず論外。
内を狙っていたマルカシェンク・ロジックが伸びてきたあたり、
外より内が伸びる馬場だったにも関わらず、
内がまだ空いていたのもなんだかねぇ(笑)
日本ダービーという特別でみんなが本当に勝ちたいレースだからこそ、
厳しいレースになって欲しいし、
騎手の勝とうという意欲が見たかったという個人的願望がありましたが、
それとはかけ離れたレースでした。
ただ、石橋守騎手の執念とレース後の涙は本当に素敵でした。
サムソン&石橋守騎手2冠おめでとうございます^^
ちなみに・・・
◎ジャリスコライト
⇒出遅れて後方から大外ぶん回して、
横山典騎手が最後は追うのをやめる始末(笑)
△トーホウアラン
⇒肝心のスピード上がっていた4角で前が詰まりブレーキ。しかも直線でも不利があって不完全燃焼。
⇒この結果を鵜呑みすると危険です(笑)菊花賞で必ず巻き返してくれることを期待しています。
レース前から当たる気はしていなかったので、後悔はなしでした。