凱旋門賞関連


色々と凱旋門賞記事を見てきましたが・・・
日本での競馬場風景をそのままフランスに持ち込んだというマナー批判している記事もあれば、
新たな風を取り入れてくれたとか好意的に取ってる記事もあるんですね。


まぁ・・・
一部のことが過剰に取り上げられてるのはメディアではいつものことなので、
読み流し程度でしたが、どのように着眼するかによって記事って物凄い変わりますね(笑)



何個か項目に分けて現地にいて、思ったことを書いてみる・・・


レーシングプログラムについて苦言を呈している人が最も多かったです。
このマナー違反だけは、残念ながら日本人は改善することはないと思う。
一般人が入る前に各国の記者が5〜6冊とか取ってたりもしたし、
(むしろそれで、みんな取っても良いという雰囲気になってた)
日本人が確かに多かったですが、外国人も貰うためにたくさん群がっていたから、
一概に群がっていたのは日本人だけとは言えないかな。
切れて係員が途中でレープロばらまいてたという記事もないね(笑)
でも・・・
日本人がいなかったら例え凱旋門賞でもあんなにはなっていないことは容易に想像がつく。
バーゲンで安物争奪戦しているおばちゃんたちみたいな雰囲気でしたから・・泣o


当日の服装についての苦言も多かった。
うちらはみんなジャケット着用してたけど、確かに普通の格好の人も多かったね。
金子馬の勝負服も10人以上見たし、Tシャツで来ている人もいた(笑)
逆を言えば、日本人でもジャケット着用やスーツが多かったのは確か。
(あのバンダナさんもスーツでした^^)
これに関しては、フランス人はほぼジャケット着用やスーツばかりだったので、
特殊な格好をしていた人は浮いていたと思います。
ただ、どんな格好でも入場できてしまうという時点で説得力ないですけどね。
(そこまで服装にこだわるなら入場拒否するとかね)


個人的には・・・
馬券購入で、手こずってた日本人は一番おめでたかったと思う(笑)
馬券売り場が少なくて、長蛇の列が出来ている中で・・・
一人で20分ぐらいかかっていた日本人とかいたしね。
終わった瞬間にフランス人から拍手喝さい浴びてたのは面白かったですが(-人-)
これくらいは予習しておけと(笑)
(多分、フランスは記念馬券の習慣がないから、
なぜ分ける必要があるのかということでもめてたと思う)
Deep impact ... What NO?’とかって係員に聞いてた人もいたし (;´Д⊂)
ボンジュール(ハァ〜イとかも)とメルシーという挨拶。
私とYまこうさんは、前日に初めて買いに行ったときからなんとなく言っていましたが、
フランス人も言ってたから、それで正解だったのだろう(笑)


パドックでのフラッシュ撮影は日本でも禁止だし、さすがに論外。
パドックでの歓声は、ほぼ日本人しかしていなかったようで、
武豊騎手も‘シー’というポーズをしていたようですね。
(実際には見ていないからテレビ上での確認だけですが)
ディープがイレ込むからか、フランス競馬だからかは分からないですが・・・
後者だとしたら、武豊騎手や陣営も良い気分ではなかったでしょうね。
ちなみに競馬場の風景や馬などを撮影するのは、各国共通のようです。


ゴール前の応援(歓声等)に批判している人も多かったけど、
フランス人が‘タ〜ケ!タ〜ケ!アレアレ!’(武〜行け〜)とか叫んでたり、
最前列に突っ込んできて熱くなっているフランス人も多いのは紛れもない事実。
前日は、周りの外国人が叫んでいるからうちらも叫んだわけですし(笑)
これは日本とたいして変わらないと思った。


開門ダッシュに関しては、確かに場違いで浮かれすぎでしたね。
カメコは2列目じゃ意味ないから必死になるのも分かるけど(笑)
一番良い位置で見たいというのは日本人独特の考えなのでしょうか。
でも・・・
レース前になると外国人も前へ前へって突っ込んでくるぐらいだから、
そうでもないのかも知れない・・・憶測ですが、
日本人⇒良席で見るために場所取りをする⇒そのための開門ダッシュ
フランス人⇒場所取りしないが前でみたい⇒開門は歩いて入場だがレース前に前方へ進出。
のような感じでしょうか。


結局のところ・・・
なんでもそうだと思うが、
現場にいた人にしか分からないことが多すぎるということ(笑)
記事に流されている人が多いのは各国共通であろう・・・