難題


セ・リーグが29日開幕。


試合をしないと収入ないから赤字だらけの球団所持で経営が更に厳しくなるのは分かっている。
さらに開催しないことで、多くの野球関係者に響くのも分かっている。
それを考えても、土日祝日以外で会社が稼働している平日の電力状況が不透明の中で大きな電力を使う野球をすることが最も問題視されているわけで、東京ドーム・関東ナイター開催を強行するのはいかがなものかと。その考えは変わらない。


野球を開催することは被災者に元気を与える・・・
試合をすることにより義援金等も可能となり被災地への力となる・・・


よく言われるこれは間違ってはいないだろうが・・・
ギリギリのところで調整している電力問題があり、東京大停電が可能性が謳われる中であり、それ以前の問題。


そんな中で、開幕を1週間ズラすだけで東京ドーム使用もナイターも行うという国民無視・電力問題無視レベルの決定には呆れるばかり。


残念ながら・・・
野球を早く見たい野球バカの自分でさえ、全く理解が出来ない決断である。


要は消費電力が供給電力を超えなければ問題ないわけで・・・


東京ドーム1試合は一般家庭5000〜6000世帯ほど・・・あくまでも“一般家庭”という定義であり、現状の計画停電・節電の世の中の流れを考えると1万世帯とか、もしかしたらもっと多くの世帯数の電力消費になるのではないか。


照明使わないデーゲームの屋外(横浜・神宮・千葉)は東京ドームの1/6ぐらいだし千葉の流れる電光掲示板(名前が分からん)等も自粛すれば開催するには問題ないと思われ、土日祝日の企業停止による需要電力が弱まるときは東京ドームでも理論的には問題ないと思われ、東海・関西・九州・北海道はデーゲームでもナイターでもドームでも大丈夫と思われ・・・


その可能な条件内でプロ野球開催は出来ないモノか・・・?
巨人主催ゲームで新潟・宮崎・北海道・神戸・沖縄・・・転々としながら出来ないものか?


交通費・ホテル代は痛いけど、収益性も意外にあって新しいファン開拓にもなって、何もよりも国民も納得するのでは?(笑)
一度決めた日程・場所を再調整するのが相当な手間がかかるのは分かるが、問題視されている平日の東京ドームを使用不可として調整でもしてくれれば国民も納得するのではないだろうか。