劇場版『名探偵コナン ~黒鉄の魚影(サブマリン)~』

今年も劇場版 名探偵コナンダブルヘッダーしてきました^^




全体的ストーリーとしては悪くなかったですが、物足りなさは残ったという印象。
前回の『ハロウィンの花嫁』が間延び感なくて良すぎたのと比較しても、そこまで劣らないくらい間延びした時間がなくて良かったですね。
最近の劇場版はコレが良い。間延び感あるとワクワク感が消えてしまうのですよね^^;


以下、覚えている範囲で気になったところを適当に書いていきます^^


オープニングの主題歌に入るまでの前奏部分が過去イチで良かった!


とにかく、パシフィック・ブイの施設が凄すぎるし、老若認証システムが凄すぎる(笑)
老若認証システムによって、頭の骨格からシェリーがバレる展開とか設定的には凄い良かった。
それによって、シェリーがさらわれるところまでは超絶興奮したんだが・・・
アッサリとコナンによって帰還されたことで、最後まで興奮が続かなかったのは残念。


純黒の悪夢で蘭とアイリッシュのバトルはアイリッシュの方が強かったけど、
ピンガと蘭は互角というか、蘭の勝ちだったと思うのだけど、ピンガさん弱すぎないかw


今回の黒尽くめさんたちポンコツすぎない?(笑)
コルンもアルジェントのパパを殺し損ねてるとかさすがにないし、
キールが最初から最後までわりとドイヒー過ぎて、なぜジンに殺されないのかも違和感過ぎるし。


黒の組織を撃退するシーンは・・・
光を照らして撃退するの3回目だしさすがにマンネリ過ぎないですかね。
犯人退治で使うのは『異次元の狙撃手』と一緒だし、今回のシーンは『純黒の悪夢』とほぼ一緒だし、黒尽くめの割にはイマイチ盛り上がらりに欠けたかなと思っていて、そこが物足りなかったと感じる主要因。
前回の渋谷の地形を利用したトリックとか最高レベルに興奮したし、それとも比べてしまうと何だかなぁという感じ。


安室と赤井がライ・バーボンと呼び合うのは良かったけど、
連携としては純黒のナイトメアの方が圧倒的だったので中途半端でしたね。
ってか、ドイツに行った、FBIさんたち何もしてなさすぎて可哀想になってしまった。


にしても、ピンガを放置して死なせた理由はなんやろか?
ジンがピンガを嫌いだから?計画外のことしたから?そこが分からなかったですね。
ピンガに対して、コナンが放った一言『ジンもどきのチンピラ』は面白かったですね^^


ラムの腹心のキュラソーピンガ死んでるし、ラム一人ぼっちになっちゃうのが心配よね。
にしても、ラムとか存在感薄すぎたなぁ。ラムですら烏丸の行方知らないのね。。


魚雷でパシフィック・ブイが破壊されるまで、
90秒しかないのに全然時間ないのに何で全員がキレイに逃げれたのか謎すぎ・・・


阿笠さんが過去一で陽の目を浴びた作品でしたよね。
毛利小五郎が『水平線上の陰謀』で陽の目を浴びたのと同じ感覚(笑)


灰原と直美・アルジェントの回想シーンはとても良かった。
彼女が作ったシステムによって起きた事件で、灰原が巻き込まれているけど、灰原の『私のせいで』って切ない。
海の中でのコナンと灰原の双方の掛け合いシーン(手を繋いで浮上していたシーン)も良かった。


灰原とコナンのキスは意外だったけど・・・
灰原とコナンの信頼関係が表情からめっちゃ伝わる描写とか凄く良かったし、灰原が新一くんと呼んだの初めてでは。


間違いなく、灰原の最高傑作作品だけど、灰原泣くシーン久しぶりでしたね。
ラストの灰原と蘭のキスで『ちゃんとあなたの唇を返したわよ』はホッコリしましたね(笑)


『キミがいれば』が2番の歌詞で挿入されたシーンが今回の泣きポイントでしたね。
音の効果も相まっていたと思いますが、少しウルっときましたが、いつもよりは泣きポイントは少なかったかなと。
映画によっては、涙が止まらないときあるもんね(笑)


ベルモットが老若認証システムにダミーを差し込んで、灰原を助けた理由が・・・
私物でフサエブランドのブローチが欲しかったってことですかね?
それも伏線かよ!的なラストシーンは視聴者を驚かすという意味でも凄い良かったですね^^


直美・アルジェントに灰原の正体がバレてるけど、そのままで良いのかなと思ったり。。
結局、ストーリー的に進んだのは、黒田がバーボンの上司で公安ボスが確定したことくらい?
ベルモットなんでフィリピンのマニラにいたのか全く分からん。。。


個人的に一番笑ってしまったのは・・・
ジンが潜水艦に空から合流するときに、風に飛ばされそうになって防止を頑張って押さえているのとか、階段を1段ずつゆっくり下がってるのとかクッソダサかった(笑)怪盗ちゃんのジン像が崩れた瞬間^^;


あとは、パシフィック・ブイ『牧野洋輔』が、
ゼロの執行人の犯人『日下部さん』に似すぎてないかってことですかね(笑)


次回作は、怪盗キッド服部平次ということで・・・
個人的に、この2人の映画は評価が高くない作品ばかりなのですが、2人がセットになったことで面白さが倍増するようなストーリーを期待しています^^
来年も楽しみにしております!