東海大相模


第97回 全国高等野球選手権大会〜決勝戦


心斎橋のホテルから始発で甲子園へ。
この日は朝から大雨で、試合開始も怪しい気配が漂っていましたが・・・
雲の動き・予報を観ていたら、午後からは雨がやみそうだったので大丈夫だろうと。


11時の開門予定でしたが、8時50分開門。
開門するということは、試合をやる前提ということでしょうから一安心。



ベースのところだけ覆われていると思っていましたが、内野全体を覆っているのですね(笑)



2回戦のときからグレードアップしたメガホンで準備万端(笑)
この日は生徒さんが座る隣のエリアの盛り上がる場所を確保。



『縦縞のプライド』これカッコイイですよね。
卒業生じゃないから着ないけど欲しい(笑)




仙台育英の黄色&青 VS 東海大相模の緑
仙台育英の応援(特にタオル回し)も楽しそうでした^^



東海大相模 10-6 仙台育英


東海大相模 45年ぶり2回目の夏全国制覇おめでとう!!゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚


さて、試合ですが・・・


初回・3回の先制攻撃で、4-0になったときの怪盗ちゃんの心境は・・・
これ優勝イケるぞ(ワクワク 不安0%)


その裏に小笠原くんが3点取られて、4-3になったときの心境は・・・
まぁ、決勝戦は簡単にはいかないよなー(不安20%)


4回に2点すぐに取って突き放しても、小笠原くんが空振りを取れなくなってこともあって・・・
まだまだ、日本一になるまでは、ひと山もふた山もあるだろうとは思っていました。


そして山場は6回裏・・・
6回表のライトのスーパープレーからの良い流れそのままに・・・
2アウト満塁から、何を投げてもファールされていて、プロ野球でもよくありますが、こういう場面は物凄い嫌な予感しますよね。
粘って粘って、さらには難しい球をセンターオーバー打った佐藤くん凄かった。
正直、ココを抑えれば勝てるような気がしていましたが、まさかの同点スリーベース


コレはヤバイ・・・ここで一気に逆転されたら負けるかも(不安70%)


その後のピンチは豊田くんのファインプレーでギリギリ同点止まり。
ただ、このときから甲子園球場仙台育英の応援一色でしたね。


この光景は何度もテレビで観てきましたけど・・・
東海大相模アルプス席以外が仙台育英を応援する光景を実際に体感すると凄まじいですね(笑)


この景色を観てから、今まで以上の大きな声で東海大相模を後押ししよう。と心の底から思いましたねぇ。


5回〜8回まで東海大相模は佐藤くんの前に無安打。
押せ押せの仙台育英は7回チャンスで0点・8回は3者凡退。


9回表を迎えるとき・・・
東海大相模の小笠原くんは150球近く投げていて、9回(もしくは10回)から投手交代濃厚・・・
5回〜8回まで東海大相模は無安打・・・
そして、球場全体の仙台育英サヨナラムード・・・


9回表に点を取らなければ、恐らく負ける・・・(不安95%)
と心臓はバクバクしながら思っていました。


そして、9回表・・・
小笠原くんから始まる打線で、スタンドで応援歌サウスポーが流れたそのとき・・・



こんな結末を誰が想像したでしょうかね。
打った瞬間、スタンドに届けとの願いとともに、打球の行方を追って・・・
入った瞬間、歓喜の大号泣゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚



150球投げてピンチの連続で苦しんでいた小笠原くんがホームランですよ・・・
周りもかなりの人数が涙していましたけど・・・
あの試合をずっと見ていてからのあのホームランは泣きますょ(笑)



涙しながら声が震えながら歌った『喜びの歌』。
コレは一生忘れることが出来ない歌。


その後も打線が続いて、仙台育英のミスもあって4得点。勝負ありでした。



印象的だったのは・・・
9回裏にマウンドに上がった小笠原くんに向けての東海大相模アルプス席から自然と湧き起こった『小笠原コール』に対して、マウンド上の小笠原くんがアルプス席をジッと見つめてから軽く会釈したこと。


それからの9回裏の最後の力を振り絞った小笠原くんのピッチングは衝撃でした。
試合中盤は140キロにも満たないストレートも多かった中で、9回裏に148キロ。涙出ましたよ。えぇ(笑)


そして、ついに全国制覇!!



優勝の瞬間の写真はたくさん撮ったのですが・・・
涙で景色は見えづらいは、手は震えているわ、前の人の手が入るわと色々な理由により、全員そろって指を突きあげている素晴らしい写真が撮影出来ませんでした(笑)




両校の選手たちが抱き合う光景。本当に素晴らしい光景でした。




校歌の後の東海大相模がアルプス席に来たときは、さすがにガッツポーズですね^^
ココまでの試合、甲子園で勝ってもアルプス席へのあいさつのときは誰一人として喜ぶことなかったですが、さすがに優勝のときはみなさん素敵な笑顔が弾けていました(^_-)-☆



門馬監督の胴上げ!
神奈川大会のときに横浜高校の渡辺監督に配慮して、胴上げをしなかったというエピソード。
それもあったからか、甲子園での胴上げは12回したようですね(笑)







深紅の優勝旗東海大相模に持ち帰ってくれるということ。本当に嬉しいなぁ^^




観て下さい!この長倉キャプテンの笑顔!!!素敵すぎる(笑)



仙台育英の平沢くんが、東海大相模のアルプス席に何度も小さく頷くような感じで頭を下げていたのが印象的でした。
仙台育英は試合の開始・終了やアルプスへのお辞儀も長く、礼儀に重んじる素晴らしい教育がされているのであろうと思いましたね。



1.(二)千野
2.(中)宮地
3.(遊)杉崎
4.(右)豊田
5.(一)磯網
6.(捕)長倉
7.(左)武内
8.(三)川地
9.(投)小笠原・吉田


地区予選から1番〜8番まで固定で途中交代もほぼないメンバーでした。
打撃力・守備力・投手力・・・
どれを取っても素晴らしいチームで観ていても唸るようなプレーが多数あって、本当に強かった。


両エース含むスタメン全員が3年生で、ごっそり抜ける来年の戦力は分かりませんが・・・
エースは145キロ近くをすでに投げる北村くんでしょうね。冬場の走り込みに期待です。


自分の東海大相模への応援愛は絶対的なので、1年生・2年生たちの成長を見守りたいと思います^^
東海大相模オコエと呼ばれていた黒人がいたのでちょっと楽しみです^^


本当に心の底から 東海大相模 おめでとう!!


死ぬまでに夏の大会の優勝を観ることが夢の一つでしたから、それが実現したこと。
そして、素敵な景色を観させて頂いて、どうもありがとうございました゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚




最後に・・・





祝勝会は京都で特上すき焼きを頂きましたとさ(^_-)-☆