思い入れがあり、近所であり、全国の高校で唯一応援をしている高校である東海大相模。
そんな東海大相模が夏の甲子園で決勝まで昇りつめたことを受け、目に焼け付かないと後悔するのは目に見えていたので、始発で甲子園まで行ってきました。
5時12分出発で甲子園に8時53分着。




とんでもない人数でしたわ。
4年前に準々決勝から6日連続で甲子園行ったとき、駒大苫小牧の応援をするのに、決勝戦でアルプス席を購入するのに甲子園に来た時間が10時前。
それでも買えていたので、9時前なら余裕だとは思っていました。
が、興南側のアルプス席が9時ぐらいに完売・・・
逆の東海大相模川のアルプス席の列はわりと短め・・・
この段階でアウェー感が漂っていました。


アルプス寄りの内野自由席2列目を確保して暑い中、試合開始まで4時間ほど待機。
ファンの数が全然違く、興南 7:3 東海大相模 というレベル。
興南ナインがグラウンドに出てくるだけで大歓声・・・歓声というよりピューピュー慣らしてる感じで異様な雰囲気。正直、ココまでの差があるとは想定していなかった。

我らが東海大相模エースの一二三ちゃん。
クソ暑い中、二日連続で150球以上投げていて、もう余力がないとは感じていた中で、投球練習でも球は荒れ加減。
それでも最後の試合だし、全てを出し切って気力で乗り切ってくれそうな雰囲気も感じた。


アルプスも盛り上がって来つつ、怪盗ちゃんも準備万端^^

そして、13時いよいよ試合開始。
正直、勝ち切るには乱打戦に持ち込むしかないとは思っていましたが、予想に反しての序盤の投手戦。
思い描いていた展開と全く違い、このまま行けば後半は面白くなると思っていました。
キーポイントは4回でしたね。
随分と鍛えられたチームで内野が特に堅守だなぁ。と思っていた東海大相模守備陣崩壊。
再三のファインプレーをしていた染谷くんまでエラーしていたし、信じられない光景だったけど、決勝の雰囲気というか、とんでもないほどの興南ファンの応援に飲み込まれていた感じ。
こっち側も応援の声を出していた人も多かったけど、興南の大歓声に全てかき消されてた。
そんな状況下で、守備のミスにつけこんだ一気の攻勢。手堅く送り、足を使った攻撃・そして単打に長打。あの攻撃は見事だった・・・あっというまの7点であり、あまりにも重い7点でした。
その後は、一二三くんの速球が遅いと130キロ前後まで落ちていて、三連投でもう限界をはるかに超えているように見えたけど、そんな中、打たれても打たれても一生懸命に投げ続ける姿こそが高校野球の真髄にも思えるね。思い入れのチームだけに心を打たれた。
ずっと一二三くんで勝ち抜いてきたチームだし、監督も交代しづらかったんだと思うけど。
コントロールも悪くなくストライク先行で変化球もキレがあった島袋くんを攻略するのはムリでしたが、最後に1点取ってくれたね^^
何点離れてても諦めない姿・12点差だろうが応援を続けたアルプス席と自分含め周りの東海大相模ファン。高校野球ならではの光景だったなぁ。
※怪盗ちゃん、見に行った日本ハム戦で5回0-10とかになっていたら速攻で帰宅・・・


結果は見ての通り惨敗。
それでも最後まで応援して見ていられたのは、好きな東海大相模高校のナインが甲子園の決勝の舞台で頑張ってたからだろうなぁ。
一列に整列して挨拶する場面・・・
去年の日本シリーズで札幌ドームで日本ハムが負けたとき、レフトスタンドに選手たちが並んだ光景を見て涙ぐんだわけですが、この光景を見ていたら同じような気持ちになった。
決勝の結果は残念だったけど、胸を張って神奈川に相模原に帰って来て欲しいな^^
東海大相模ナイン&応援者たち全員お疲れ様でした^^
最後に・・・

尋常じゃない日焼けを甲子園で獲得しました^^;
他に得たものは、経験したからこそ一生モノになる『ひと夏の思い出』である。
一睡もしないで甲子園まで行って疲れ果てたのと、決勝で負けた脱力感もあるのでバタンキュー。