富士山


今年の目標として、富士山の登頂をすることを掲げていました。
それを有言実行すべく、富士登山に挑戦してきました^^


高尾山⇒富士山


高尾山の後に、大山を挟む予定でしたが天候不順でムリだったので、何とかなるだろ的なノリでいきなり富士山へ。


さすがに事前準備だけは入念にやりました。


▼必需品
コレらを持っていない人とは富士山を一緒に登りたくはないですねぇ(笑)


○ザック:25Lを買いましたが、20Lでもギリギリ大丈夫かなという印象。
○登山靴:脚への負担・疲労度が全然違う。足を捻った!と思っても登山靴のおかげで無傷ということが何回もあった。
○スポーツタイツ:コレが最強だった。ワコールのCW-X(8000円ぐらい)を購入しましたが、動きやすさ抜群・登山中であれば防寒としても充分・膝へのサポーター機能も充分で下山した後も膝は全くの無傷。
○タオル:汗拭き
○ドリンク:塩分補給(ソルティライチ1本・アクエリアス1本)
→500ml×2で行きましたが、初日8合目まで登ってちょうどなくなるぐらい。2日目に2本補給(500円×2本)しましたが、最初から4本とか持って行くと荷物が重くなるのでやめた方が良い(笑)
○ハット:日が出ているときは本当に暑い。ハットをしていても顔が日焼けしたぐらいなので必須。
○トレッキングポール:コレがあるとないとでは歩く速度も安定感も全く違う。必須。
○雨具:楽天で1980円の安物にしましたがそれで充分。5分起きに天候が変わる。


必須アイテムはこんなところでしょうかねぇ。


○おやつ:ドライフルーツ・塩分飴・チョコレート等
○作業用手袋
○サングラス
○レッグガード(砂走り用)
○ゴミ袋
○常備薬と少量の水
ティッシュ

○ウェットティッシュ(泊まる人)
○ジャージ(泊まる人)
○歯ブラシ(泊まる人)
○耳栓(泊まる人)
○めぐリズム(泊まる人)


他ではこんなもんでしょうか。


○富士山の地図:現地でもらえる
○遭難用の鈴:遭難しそうなところが全くない


富士山の地図は必須と書かれているけど、道の整備されていてそこらじゅうに案内板があるし、地図も現地でもらえるしコレは要らない。



スポーツタイツにハーフパンツの登山スタイルでキメテみました(笑)


↓上半身
初日:シルキードライ楽天で購入)・登山ジャケット
2日目:シルキードライ・インナーフリース・登山ジャケット


↓下半身
スポーツタイツ+ハーフパンツのスタイルで山頂まで行きました。



4本ある登山ルートから今回、選択したのは『須走ルート



須走多目的広場(道の駅すばしりの隣)。駐車料金:1000円。
お盆明けの日月だったので、ガラガラでした(笑)




須走多目的広場から須走口5合目までバスで30分(往復1600円)



須走口5合目。しいたけ茶を無料で頂けた(美味しい)。



コレを登るとか果てしないと思いますよ。えぇ(笑)


とりあえず、5合目でも2000m超えなので、高地の空気の慣れるため30分ぐらい準備運動・空気慣らし。



今回は、怪盗・Jゅそさん・Mっちゃんの3名で出発!(´∀`)
最初なので少ない人数で行きたかった(笑)次は何人でもOKだけど^^


というわけで、しゅっぱーつ!゜*。(*´Д`)。*°




想像以上に道が整備されていて、登りやすかったです。
最初は6合目まで距離は長いものの傾斜がなだらかなので、乳酸も溜まりにくくわりと休憩も少なくスムーズに登れる感じ。
※分かりやすいために乳酸と表現。実際は乳酸とは言わないらしい(笑)




5合目と6合目の間で休憩。
遠くには下山している人が見えるわけですが、下山は楽そうやなぁって思いながら眺めていました(笑)




6合目到着。
山小屋は想像通り、それぞれ汚らしいですよ(笑)
トイレも汚いしね。そういう部分では清潔感ある人や女性にはキツイかも。



ココでドライフルーツのマンゴーを食べてみた。
これが不思議なもので・・・
最初は美味しく感じなかったのですが、7合目⇒8合目と登って行くにつれてコレが美味しく感じてくるわけです(笑)




5合目⇒6合目を超えると、そこから先は山小屋までの距離が短くて傾斜が急になる感じ。
登りは確かにキツイですが、足を前に出し続けていればそのうち到着するのが登山の良いところ(笑)




瀬戸館で記念撮影^^



途中で鈴がたくさん置いてあったり。



太陽館。



森林道を抜けて、このあたりからゴツゴツした岩が多くなってきて少しずつ険しくなる感じ。
険しいと言っても、たいしたことはないですけど(笑)



見晴館。


この見晴館から上はどこでも御来光が拝めるスポット。
山頂まで行かなくても御来光が見れるのが須走ルートの素晴らしいところ。


山頂でご来光を見ようとすると・・・
夜中の登山道を登ることになり、渋滞が半端ない・ヘッドライトの光のみで登るためゆっくり+景色もつまらない。
山頂で数時間待つため、めちゃくちゃ寒い。
しかも御来光が見れるか分からない(笑)
仮眠もとれないので体力的にもキツイでしょうし、自分は絶対にやりません^^


富士吉田ルートで登っても、江戸屋・御来光館あたりで泊まれば良いのにと思う。
まぁ・・・頂上で観たい人は頑張って!という感じ。


須走口の山小屋で泊まっていた人も夜中に出発して山頂を目指している人たちがたくさんいました。
景色はそこまで変わらないはずなのですが、山頂で観たいという特別なモノが何かあるのでしょうね。



見晴館で外国人と国際交流(笑)
アメリカ・ハワイ・ロンドン・オーストラリアなどなど外国人と休憩^^


ロンドンの女性に、Oh!ベイカーストリート!!
って言ったら笑い取れました(笑)



初日の宿:下江戸屋
に何のトラブルもなく到着。疲労度もたいしてなく順調でした。



山小屋で1泊したわけですが・・・
山小屋がキツイ。これはなかなか眠れない(笑)


寝返りが打てないぐらいのスペースに寝袋が1人1個ずつあって、それで寝るわけです。
寝返りを打つと隣の人にぶつかる(笑)
この日は、いびきはそこまで聞こえてきませんでしたけど、酷い日はイビキマンがいるだけでも眠れなさそうですね。


有馬記念の徹夜で氷点下の中でも寝袋で眠れる自分ですら、3時間ぐらいしか眠れずでした(笑)



夕食。量は少ないですが、ハンバーグもカレーも美味しかった^^
Mっちゃんがいつも通りにコーラ頼んでて笑った(笑)


朝食は弁当支給。
冷めている弁当でコレはイマイチ。というか要らないレベル(笑)
ちょっと高くても他に注文した方が良い。



4時ぐらいに目が覚めて、外を見たら雨が降っていない!
天気予報では朝方は雨マークだったのですが、我々はやはり強運^^








5分ごとに景色が変わるというか、何分見ていても飽きない景色でした(´∀`)


雲の上から見る景色が思っている以上に美しいものでした^^



そして・・・


8月18日4時58分ぐらい・・・


いよいよ・・・











御来光キタ━━☆゚・*:。.:(゚∀゚)゚・*:..:☆━━━!!


キタ━ヾ(   )ノ゛ヾ( ゚д)ノ゛ヾ(゚д゚)ノ゛ヾ(д゚ )ノ゛ヾ(  )ノ゛━━!!


キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━ !!!!!!!!!!






コレはキレイでしたわぁ^^
夢心地というか、見惚れるという言葉が合いますかね。素敵な瞬間でした。


初富士山でキレイな御来光が堪能出来てしまうところが、やはり『持ってる!』と我ながら思いますよ(笑)






朝からオメデタイ感じで撮影!
怪盗ちゃんとJゅそさんは、神になった気分で・・・


『私は神だ!』


『下界の者よ!働け!』


『Jゅそ!!!筋斗雲あるぜ!!!』


『心が汚いから誰も乗れへんやろ!』


とかとか・・・
アホトーク全開でテンション上がってましたねぇ(笑)





朝食を食べて、山頂を目指して2日目の登山に出発!
全く筋肉痛もなく元気一杯でした^^



山頂で御来光を堪能してきた方々が一斉に下山して渋滞作っていました。



途中で間近に虹が見れるという幸運も^^



御来光館。





9合目。9合目には山小屋はありません。




写真では伝わらないですが、美しい青空と雲。




そして、富士山山頂へ到着゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚


登りはJゅそさんが圧倒的に速くて、Jゅそさんには離されましたけど、マイペースでゴール^^



山頂から、マイペースで登るMっちゃんを捜索していたら、岩の上で休んでいたでござる(笑)



そして、Mっちゃんもゴォール!!!!(^_-)-☆




記念撮影^^




景色見たり、お土産屋さん見たりして1時間ぐらい山頂で休憩。


そういえば、2日目は朝起きたら頭痛がありました。高山病ってやつですかね。
高山病は、頭痛・吐き気があって、吐き気がある場合は吐いた方が楽になるようですが・・・
自分の場合は頭痛のみで、頭痛のみの場合は深呼吸を頻繁にしているだけで頭痛は消える感じでした。



休憩した後は、お鉢巡りで剣ヶ峰を目指しました^^






景色を撮影しながら、のんびりと。



洞窟があれば、Jゅそさんは入りたがります(笑)



もはや何もリクエストしていないのに、いきなりフルーレを始めるJゅんjoy(笑)
全然穴に入らないのが、めちゃくちゃ面白い(笑)もはや負けだろ!!





富士山頂郵便局!
ココで富士登山証明書を500円で買えるので購入^^


ココでMっちゃんが高山病悪化によりお鉢巡りを断念。



コレの一番上が剣ヶ峰。
剣ヶ峰に行く手前の急坂!!!半端ネェ(笑)


コレが今回の登山で最もキツかった^^;


左回りで剣ヶ峰を目指すと、この坂を登らないといけなくて、右回りだとこの坂を降りるだけ。
次に行く機会があれば右回りで行こうかな(笑)



地獄の坂を超えると、ついに3776メートル地点ぺ+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚







記念撮影(^_-)-☆


ココでしばらく休憩して剣ヶ峰を堪能してから、残りのお鉢巡り。
剣ヶ峰から先は真新しい景色もなく、ノンストップで下山道入口まで移動。



下山道手前で30分ぐらい休憩して、一気の下山開始!


身体もまだまだ元気だったこともあり・・・
怪盗・Jゅそさんペアの下山スピードが速すぎたようで、帰りは抜きまくりでした。
(登りはよく抜かれましたが^^;)



須走口下山道のメインイベント!砂走りコース!!


登山靴の中に小さな岩・砂が入りまくりで悲惨な状況でした(笑)
Jゅそさんはそれに備えて、砂・石をガードするモノをつけていたので、何も被害なし。
次回は必ず購入して行きます(;´Д⊂)



砂走りコースなので、二人でふざけながら走りました^^元気過ぎる(笑)



下山中に休憩しながらドライフルーツのマンゴーを食べる・・・
段々と美味しくなく感じてくる・・・


というわけで・・・
ドライフルーツのマンゴーは神の食べ物(山頂に行くにつれて美味しくなる)だと認定(笑)
我々は神なのでね^^;


砂走りコースが終了して休憩していると・・・
Jゅそさんに異変(笑)砂走りコースではしゃぎ過ぎたのか、下山でつま先をやられたようで一気にスピードダウン^^;


そこから先は一定のスピードを保って、一人で下山。




下山途中で野生の動物さんとも遭遇^^癒されますねぇ。



そして、いよいよ下山のゴール。須走口5合目に戻りましたとさ^^
到着してまたもや、美味しいしいたけ汁を頂きました。


空腹で下山を突っ走ったこともあり、お腹ペコペコ。
Jゅそさんを待ちながら、おうどんを食べましたが美味しく感じましたねぇ。
下界の食べ物はこれほどまでに美味いのかと(笑)



とまぁ・・・
高尾山に登っただけの初心者でも富士山登頂は楽勝ということが判明。
自分のペースを守って、装備を怠らなければ誰でも登れると思いますね。



次は経験から・・・
引率出来る立場でもあるので少し人数増やして行っても良いかなと思っています(笑)



歩き方について、登りはまだちょっと不安定ですが・・・
登山サイトによく掲載されている歩き方のコツとかもはや一例でしかなく、自分の登山・下山スタイルを見つけるべきかなと思います。


自分の場合は・・・


登り:小刻みに深呼吸しながら、乳酸が溜まる手前まで一定のペースで登って、20回その場で深呼吸休憩の繰り返し(笑)
下り:2歩で息を大きく吸って、2歩で息を大きく吐く。歩様と深呼吸を安定させることで疲れも全くなく、余裕の下山でした。


初心者なのに、須走口下山道を2時間40分ぐらいで下山したぐらいなので下山は得意なんでしょう(笑)



初富士山でしたが・・・
御来光も拝めましたし、剣ヶ峰も到達出来て、楽しく素晴らしい思い出が出来ました^^
また一つ、怪盗ちゃんに素敵な思い出が増えましたとさ(´∀`)



下山後は、須走温泉に行って温泉+休憩。
900円で露天・サウナ・マッサージ機・仮眠・テレビ1人1台が堪能できるという素敵な場所でした(笑)



3人でラストに晩御飯を食べて解散^^



最後に登山証明書です゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚