東海大相模 ~ 2022年 夏 神奈川大会 ~

今年も東海大相模の夏が終わりました。



2回戦:東海大相模 8-1 麻溝台
3回戦:東海大相模 7-0 慶應藤沢
4回戦:東海大相模 3-0 平塚学園
5回戦:東海大相模 15-0 藤沢西
準々決勝:東海大相模 9-0 慶應義塾
準決勝:東海大相模 6-2 横浜創学館
決勝:東海大相模 0-1× 横浜高校


甲子園まであと一歩。
この一歩がどれほど遠いものか、今までも散々経験していますが・・・
ここまで来ると、さすがに悔しさはある。
ですが、良くここまで来たなという印象もかなりあるのも事実です。
それは、春の大会のときに、シートノックがボロボロで守備が壊滅的だと思っていたから。



3回戦から全試合を現地観戦していますが・・・
3回戦でシートノックを観た時、まだ気になる部分はあったものの、
春からの成長が素晴らしく『これはイケるのでは・・・』
と思ったところから、東海大相模2022年夏の期待値が格段に自分の中で上がりました。


さらに、直前の練習試合で・・・
大阪桐蔭に完封勝利!浦和学院に勝利!広島商に連勝!健大高崎と2試合引き分け!国士館に勝利!
などの情報を見ていたので、チーム力もかなり上がってきたなぁと感じていたこともありました。


そして、想像以上だったのが、平塚学園戦で観た、庄司くんの大エースっぷりへの成長!!
カットボールツーシームかというくらいストレートが動いているように見えるけど、最速145キロ。
しかも外角のコントロールが素晴らしいという、そりゃ大阪桐蔭でも手こずりますよね。


そして、打線も慶応藤沢の田上くんを攻略したり、平塚学園の投手陣から11安打。
藤沢西・慶應義塾との戦いでもライナー性の鋭い打球が多く、全国制覇も狙えるかもと思えたのも事実。


ちなみに、
平塚学園はシートノックから、守備レベルが東海大相模と互角レベルで強いチームでした。


個人的に誤算だったのは、横浜創学館との試合で庄司くん(4イニング)を使ったこと。
勝負に勝つにはそれしかないのですが、決勝戦を見据えると使いたくなかった。
ただ、横浜創学館の打線が素晴らしかったこと・シートノックでの守備も東海大相模と互角レベル。
エースの落ちる球に手こずっていたこともあって、
庄司くん温存だと負けていた可能性も否定は出来ないですけども。
それでも勝たないと次がないわけで、本当に監督さんは大変な仕事だと常に思う^^;



勝戦が宿敵の横浜高校というのも個人的には最高だった。
横浜高校を倒して甲子園に行くのと、戦わずして甲子園に行くのは気持ち的に少し違う(笑)


横浜高校のシートノックを2試合続けて観ましたが、
ものスゴイ鍛え上げられていて、隙が全くない。確実に東海大相模以上でした。



本当に凄まじい試合だった。
庄司くん先発ということで、点数はほぼ取られないと思っていました。
なので、杉山くんを攻略できるかどうかがカギだと考えていましたが、
想像以上に全打者が研究されていたようで、全く打てませんでしたなぁ。


6回くらいから、もう心臓が飛び出すのではというくらいドキドキするのですよね。
こんな経験は東海大相模の究極の試合でしか味わえないけど・・・
あのドキドキが最高にたまらんのですよね。


昔は日本ハムの2006年のクライマックスシリーズとか日本シリーズでも味わえていたし、
日本ダービーのレース前とかでも味わえていましたが、今は東海大相模でしか味わえない(笑)


8回の山内くんのヒットエンドランでのゲッツーは、
1点勝負で突破口を開くには最高の作戦だと思っていたので良いと思っていましたが飛んだ場所が最悪でした。。


サヨナラ負けで終わったわけですが・・・
9回裏の一連の出来事は、横浜高校東海大相模もパニックでしたね。
横浜高校がライナーで飛び出してるわ
・帰塁時に三塁ベースを踏み忘れているわ
・余裕でアウトのタイミングなのに求くん剛速球で暴投になるわ
動画を改めて見直すとお互い、普段じゃ考えられないようなことが立て続けに起こっています。


東海大相模も送球をしっかりとしていればチェンジだったし、
三塁の踏み忘れをアピールプレーすればチェンジだったということが、
負けの悔しさが倍増した要因でもあるのですよね。


とはいえ、あの究極の場面で、
暴投された白球を追わずに、ランナーのベース踏み忘れを観ている人はなかなかいない。
観れるとすれば、ベンチ・・・そして、全体感を観なければイケないのは監督では^^;


とまぁ・・・
視野が広いで有名な(?)自分でさえ、この場面は白球を追ってしまっていました。。


サヨナラ負けの瞬間の各メンバーの崩れ落ちる姿。。。
あれを観た瞬間、涙腺崩壊です。特に今年は泣いた。マジ1年分泣いた。。
閉会式のラストの行進を観ているときまで、ずっと涙は止まらなかった。。


東海大相模の負けという結果は残念でしたが、
横浜スタジアムで3試合。ここまで連れて来て頂いたこと、大変感謝しております。
本当に素晴らしいチームでした。


そして、横浜高校おめでとうございます!!


東海大相模の負けた日は、毎年、大晦日のようなもの。。
終了後は、東海大相模を通じて知り合った仲間たちと5時間以上飲んでいました。
いつもお世話になっておりますし、個性的集団ではありますが、居心地は良いです(笑)


最後に思い出の写真たち。。







大エース庄司くんはベンチに戻ってくるときの笑顔が本当に素敵^^




4番の求くん!準決勝でのホームランの飛距離はとんでもなかったな(笑)






これからのチームも頼みますよ!原俊介監督!!


負けた翌日から、野球部も新チームということで、私も新年度のようなもの。
東海大相模の野球部員数が学校の意向(と思われる)で激減しているのが気になる材料ではありますが、
少数精鋭の智辯和歌山のように1学年15名前後になっていくのでしょうかね。


ただ、入学している生徒たちは、
素晴らしい中学校時代の野球成績の部員ばかりなので秋以降も期待出来ると思っています!


現段階で考えられる何となくメンバーでも充分強そうだ!


1 板垣 セカンド
2 及川 サード
3 長尾 センター
4 山内 ライト
5 ジョセフ レフト
6 安達 ファースト
7 才田 ショート
8 木村 キャッチャー
9 子安・高清水・藤田・高橋・塚本など


他にも有望選手がいるし、秋の試合が観れることを楽しみにしています。
ガンバレ!東海大相模!!